大変待ち遠しかったCART観戦。見てきた感想をここに書きます。
CARTの会場となるツインリンクもてぎは楕円形のオーバルコースとロードコースを2つ持つ独特なレイアウトをしたサーキットである。オーバルコースはもてぎにしかないので日本でCARTを見ることができるのは、もてぎしかなかったりするわけです。
さてさてCARTといえば他のフォーミュラカーに比べると違いが結構あるので、フォーミュラカーを見たことがない僕にとっては初めてなのに、ちょいと系統が違うものを見ることになったので、より一層わくわくしていたりするのです。たたでさえ、もてぎに行くのが初めてだっていうのにね。もぅ、メタノールエンジンとスリックタイヤを見たくてたまらん状態が一週間くらい前から続いていたんですね。
さて、当日であるが、実はほとんど寝ていなかったのです。だって、朝6:00に集合となっていたし、その前に5:30に同行する人を迎えに行くことになっていたから、起きるのは4:30くらいってなるんですね。前日の深夜にCARTの予選もやっていたし、その他にも金曜日には見たい深夜番組がたくさんあったので、結局寝てしまうと起きられないってことで、ほとんど眠れず。そんな状態であるが、興奮しているのでなんてことはありません。
ってことで、もてぎに出発しました。途中大きな渋滞にも巻き込まれることなくもてぎに着いたので、9:00くらいには到着。おかげでウォームアップ走行から見ることができました。でも、そのまえに新しいインテグラTYPE-Rが展示されているということで、そっちを見てしまったんですけどね。それにしても、30分のウォームアップなのでセッティングの確認とかに時間を費やすので、限界走行しないはずなのに1周約1.5マイル(約2.4km)のコースを26秒くらいで走ってくるんだから凄い!!その時点ではやく決勝を見たいって思っちゃったんだけど、決勝までは3時間くらいのインターバルがあるということなので、展示してある車とか、お店を見てまわってくることにしました。
もちろんサーキットの方では待ち時間を退屈させないためにいろんなイベントをやっていました。ストックカーでのレースデモとかアクロバット飛行なんてやっていましたが、アクロバット飛行には参った。なんで、飛行機でこんなことができるの!?って思うことが多数。例えばホバーリング(水平静止)したり、焼き鳥と命名された垂直静止、斜めに向いているのに前進していたり、ストックカーの上をオーバールコースをトレースしながら飛んでいたり、サーキットすれすれまで降下したりとまぁ大変驚いたわけで。11/2,3,4にエアロバティックス日本GPが開催されるそうなので見に行きたいって思っちゃいましたよ。
さて、決勝の方ですが、前日の予選ではH.カストロベネスがPPを獲得。日本期待の中野信治はマシントラブルという不運にも泣かされて13位、高木虎之介はセッティングがあわなかったのか24位と残念な結果になりましたが、HONDA勢が1〜4位を独占と見所は多いなぁって思っていました。CART特有のローリングスタートはPP主体でスタートできるので、どんなスタートになるのかって思わず柵ぎりぎりまで前に出てしまったら、隣の人に「見えない!!」って怒られちゃいました。でも、それもなんだなぁって。だって、見えないなら見えるようにすればいいじゃんってね。それでスタート。ローリングスタートなのではじめっから全開に近いスピード。こりゃもうたまりません。無事にスタートできたのかなぁって思っていたら、バックストレートで一台回っている車がいて、すぐさまイエローコーション。イエローコーション中は前にペースカーが入ってレースをコントロールし、危険物が取り除かれコース内の安全が確保されるまで、レースはホールドされた状態になる。ってことはまたまたスタートを見ることができるのです。リタイアしてしまった選手には申し訳ないけど、これもCARTを観戦する上で楽しみなもののひとつであるので、うれしいわけです。
それで、再スタート。今度は何事もなくスタートすることができた。CART独特のメタノールエンジンのにおいと甲高いエンジン音を堪能していると、マシントラブルが起きたマシンとかクラッチをミスったのが音でわかったりしました。エンジンが壊れて煙が出るマシンもいたんだけど、メタノールを燃料としているため、火がついても見えないんですよね。環境問題を考慮しているとか水で火を消すことができるのが利点なんだけど、見えない炎のためにまるで踊っているかのように逃げ惑う人々って言うのも見たかったんだけど、これは見られませんでしたね。まぁ、ないほうがいいんだけど。しばらくするとマシントラブルで高木虎之介がリタイア。まだまだCARTでは思ったような結果が残せていないようですね。クラッシュは起きなかったんだけど、マシントラブルが結構多く発生していたみたいで、続々とリタイアするマシンが出ている中、中野信治は一時5位を走る健闘を見せていました。特にA.ザナルディをオーバーテイクしていくところは圧巻でした。それに中野がバックマーカーでもなんでも構わないんだけど、オーバーテイクしていくと観客席から拍手の嵐。歓声が響いている感じさえしました。
レースは終盤まで何事もなくCART特有のピットワークでの順位入れ替えが激しく起こり猫の目のように順位が変わって、誰がTOPなのか、中野は何位を走行しているのかって言うのが、コース上を見ていても全然わからない。リーダータワーに表示される順位を確認しながらの観戦を続け、残りわずかとなったところで、二回目のイエローコーション。あと10周もないのにってところで、再びタイム差がなくなってしまいました。このままイエローコーションのままレースが終わってしまうのではないかと思ったけど、オフィシャルがはやく処理をしてくれたので、それは回避されたんだけど、グリーンフラッグがふられたのがファイナルラップ。残り1周の勝負となったんだけど、1位と2位の間にはバックマーカーがいたことと、1位のK.ブラックのスタートが絶妙であったので、あっけなく勝負はついてしまいました。もっとクラッシュを見たかった(本当はあんまり起きてしまうのもどうかと思うけど)し、バトルそのものも楽しみたかったんだけど、201周(約500km)のレースが2時間かからずに終わってしまうような速いマシンをずっと追いかけていたこともあり、あっと言う間に終わってしまったような感じでした。天気予報では午後の降水確率が50%であったのにも関わらず、レース中に雨が降ってこなかったのも幸いでした。
そんな興奮状態のままサーキットをあとにしようと思ったんだけど、空は明らかに雨が降ってきそうな曇天に変わってしまい、午前中の暑い晴天(このおかげでかなりの日焼けをしてしまうことに)とはまったく別な天候に、観戦していたほとんどの観客がいっせいに車に戻ったこともあり、サーキットを出られたのはレース終了2時間半後。その間に雷鳴が轟く大雨に見舞われたので、とりあえず車に戻れたのは良かったです。
1泊して翌日ももてぎで遊ぶことを計画していたので、予約してあったホテルに向かう。益子焼で有名な益子町で泊まったんだけど、ここは温泉でも有名なところ。疲れをとるには最高の環境に身を投じることができ、これもまた感激。本当は深夜に今日行われたレースのハイライトをテレビでやっていたので、見ても良かったんだけど、睡眠不足と疲労(でも、ドライバーをしてくれた方のほうがもっと疲労していると思うんだけどね)のため、寝てしまいそうだったので、ビデオの予約をお願いして就寝。マッサージを頼んだ方がいたのでどんな人が来るのか楽しみにしていたにも関わらず、爆睡。来たことも帰ったこともわからない。それだけ熟睡できたのってしばらくなかったこと。これだけじっくり休めれば疲れも残りませんよね。
さて、朝を迎えホテルにて朝食をとり、ふたたびもてぎへ。通常ならインストラクターが運転してくれるストックカーやNSXに乗って、オーバルコースを体感できるはずだったんだけど、CARTの後の片付けにほとんど作業をとられていて、お休みとのこと。これには残念でした。しかたないので、サーキット内を見学することに。パドックの方を見学したり、ピットを見たりしていました。ロードコースに立ち入ることができて嬉しかったな。それから、HONDA FAN FUN LABを見学したり、HONDA COLLECTION HALLを見学しました。FAN FUN LABには、あのASIMOが展示されていたのもよかったけど、歴代の二足歩行ロボットを展示してあったのも嬉しい。2輪の免許取得用シミュレーターを体験した。僕には2輪は向かないようであることも発覚しましたが、2輪もそれなりにおもしろそうである。COLLECTION HALLには歴代のHONDAエンジン搭載マシンが展示されており、F1ファンにはたまらないのではないと思います。僕はG.ベルガーのファンだったので、ベルガー仕様のマクラーレンMP4/6を見られて感激でした。ちょっと古いホンダ車(2輪、4輪)もお目にかかれた。ここも、きっとHONDAフリークにはたまらんでしょうね。
それからプレイングカートも体験してきましたが、これはもう思っていたよりも怖い。それから狭い。シートからペダルまでの間隔がそれほどなかったので、内股でペダルに触れつつも、膝を浮かせないと常にペダルを踏んだ状態に。いざスタートしてみると、アクセルが常に踏まれっぱなしの状態であったので、ブレーキを踏んでスピードを落としたはずなのに思ったほど落ちてくれなかったから、ブレーキを踏みながらのコーナリングを強いられたこともあり、後ろの皆さんには大変迷惑な運転となってしまいました。すいませんね。意外にスピードに対して怖がりだったのと、カートの感覚にどうしてもなじめなかったからね。次回はもっといい走りができるように頑張ります。
そうそう、楽しみにしている人もいることだろうからキャンギャルの写真をたくさん撮ろうって思っていたんだけど、KOOLのキャンギャルばかりで、あんまり楽しくなかったな。TYPE-Rのキャンギャルはそれなりにかわいかったので撮ろうと思ったんだけど、頼む前にどこかに消えてしまったし、KOOLのイベントに出ていたキャンギャルはあからさまに「もう、勘弁して!!」って顔していたのでかわいそうだなって思ったので撮らずじまい。全体的な印象としてはキャンギャルよりもバイトのおねぇちゃんのほうがかわいかったりして、思ったよりも期待はずれ。それにGT選手権の方が圧倒的にたくさんいたこともあり、その面では消化不良な感じもしますが、これは次の機会のお楽しみってことにしましょう。(バイトのおねぇちゃんの写真を撮って声かけておけばよかったのかな?)
そんなこんなで、かなり楽しんでしまった2日間に大満足です。レース観戦だけではなく、それなりに楽しめるツインリンクもてぎにまた行きたいって思ったし、それ以上にまたレースを見に行きたい!!って思っちゃいました。GT選手権にフォーミュラニッポンももてぎだけでなく、富士なんかでもやっているからね。CARTはもてぎ、F1は鈴鹿しか開催されないけどね。それから、レースは見たり、ゲームで楽しむものであって、僕には実戦は無理かもねってこともわかっちゃいましたし。これからはあんまり飛ばして車を運転するのは止めようとも思いました。ってことで、こんなことろで。