Sony Music Fes. 2004
Defstar Records


主催:ソニー・ミュージックエンタテインメント
企画制作:Sony Music Fes. 2004 実行委員会
公式サイト:www.sonymusicfes.com
日時:2004年5月7日 18:00開場 18:30開演
場所:渋谷公会堂

はじめに


なんとなくCDを買ったときについていた応募IDにて適当に送ったら当たってしまったという感じでこのイベントに行くことにする。
元々、Sony Music関連の音楽と言うのは馴染みが多く、ついついって感じですね。
Sony には現在6つのレーベルを持っているのだが、ご存知だろうか?
Sony Music Records / EPIC Records Japan / SME Records / Ki/oon Records / Sony Music Associated Records / Defstar Records
この6つのレーベルに属しているアーティスト達が渋谷公会堂またはSIHBUYA-AXにレーベル毎に集まってライブを行うというなんとも大胆なイベントなのです。
その中でなぜDefstar Recordsを選んだのか・・・結構、単純ですね。
参加アーティストが、
  YeLLOW Generation
  Sowelu
  Tommy february6
  ナチュラル ハイ
  平川地一丁目
  and more...
となっていたからですね。Defstar Recordsでand more...だとすると、平井堅かCHEMISTRYだろうからどちらか来れば元取れると思ったからかな。
ちなみにチケットは価格が\3,000です。どれだけお得だったのかは、レポートを読んでくだされ。
とは言うものの、L'Arc-en-Cielとか電気グルーヴがいるKi/oon Recordsの方が好きだったりするのだが、出演しないので仕方ない。
そうなると歌が上手い人たちがいいかなっていうのも決め手の一つでしたね。

会場


渋谷公会堂は実は初めてだったりします。
その昔歌のトップテンで観てはいましたが、自分がまさかあの修学旅行生の席に座れるなんてね。
しかしだ、音はそんなに良いわけではありませんでしたね。さすがに公会堂のことだけはあります。
ほぼスピーカーの正面に当たる位置にいましたので、低音がくると振動がかなり来ました。
まぁこれも楽しみの一つではありますが、それほど効いていない低音でもそうなるとちょっとね。
色々ありますが、かつて渋公デビューといえば、今で言う武道館デビューみたいなところもありましたので、一度は行きたかったので良かったです。

ライブ


今回のライブでは、それぞれのアーティストがSonyの過去の名曲もカバーすることになっていまして。
普段は聴くことができないようなカバーも楽しめるぞ!!と思いました。まさにスペシャル・ナイト。
それでは順を追って、今回は曲目よりもアーティストに主を置いて語っていくことにしましょう。トップバッターは・・・

YeLLOW Generation
詞先というキーワードで作られた楽曲を歌っている女性3人組のユニットですね。熱狂的なファンがいるみたいでした。 確かにトップを飾るにはいいかもしれません。カバーしたのは、BILLY JOELの「She’s got a way」でちょっと驚き。 一曲目をこのような感じのものに持ってくるとはなぁ。なかなかやってくれます。
ついでデビュー曲の「北風と太陽」、MCをはさんで「裸の王様」、「扉の向こう」と続く。
トップらしく勢いのあるステージングには共感が持てました。

ステージを去っていき、次は誰なのかなぁと心待ちにしていると、スクリーンでは過去の名曲たち(洋楽)のPVが流れ、 その下ではセットが回転しているではありませんか!!なるほど、ステージの設営も大変そうだ。

ナチュラル ハイ
音大卒の女性2人組のユニット。今回始めて聞く名であり、どのような楽曲をやっているのかも知らないだけにある意味楽しみでした。
ステージにはピアノとベースとドラムとマイクスタンド。なるほどぉ・・・ピアノを使うのかと思っているとデビュー曲である「LIFE」が始まる。
圧巻でした。イントロのピアノソロからして引き込まれました。ジャジーな感じを得意とする人たちだったんですね。
カバーしたのはEARTH, WIND & FIREの「SEPTEMBER」。これまたジャジーなアレンジとなっており楽しめました。こういう感じにするとはね。
最後に先月発売されたばかりの「LAH LAH LAH」にて終了。それにしても、こういう人たちがいたなんてと思ってしまいました。

さてさて、お次は誰なのかなと思っていると、ステージにはセットがない???
そかそか、アコギでやるから平川地一丁目かな。
でも、なんでなんだぁと思っているとだスクリーンには次の文字が映し出され・・・

Tommy february6
いきなり8人のチアリーダーがステージ上に現れる。ついでトミー登場。
てっきり平川地一丁目だと思っていた自分は肩透かしである。
登場してから畳み掛けるようにヒットナンバーをノンストップでメドレーで歌い上げる。圧巻!!の一言。
メドレー順番まではわからない(覚えてない)。おまけに何をカバーしたのかもわからない。
「je t'aime ★ je t'aime」、「Love is forever」、「MaGic in youR Eyes」から「Bloomin'!」、「EVERYDAY AT THE BUS STOP」まで様々。
だって生Tommyですぞ。しかも振り付けしてるんですぞ。うぅ〜反則です。
眼鏡っ娘が好きな方にはさぞかしたまらん光景なのでしょうな(自分は眼鏡フェチではないのでそうなることはない)。 後ろにいた女のコたちが話していたが、「かわいい〜〜〜」というのが良くわかるステージでした。
親子連れも多かったので、80's世代の親御さん達は聴き入りやすかったので?と思いますがいかがでしょう。

さて、あとはお目当てのSoweluのみかなと思っていると、驚愕の文字がスクリーンに打ちしだされる。
「KEN HIRAI」
後ろの女のコは平井堅だと直感的にわからなかったようで・・・

平井堅
and more...のシークレットアーティストは平井堅だったのです。
告知されていなかったこともあり、女のコたちは感激しているようで場内の興奮が伝わってくるようでした。
BILLY JOELの「New York Stare Of Mind」を歌い上げ、やっぱりうまいなぁと思ってしまった。
MCも面白く、平井堅のファンの方はチケットを取るのが難しいかもしれないけど、頑張って取ってライブに行った方が絶対いいと思いますよ。
新曲「キミはともだち」をギター伴奏で歌う。CDではアカペラだそうです。
このナンバーはドラマでも使われているので耳に残っていました。
最後の1曲がポイントが高い。映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』の主題歌「瞳をとじて」であった。
胸がいっぱいになるようなしっとりとした大人の雰囲気がいいですね。
元々、平井堅はデビューしたときから、コイツ歌がうまいと思っていただけにこうした形で生歌が聴けたのは嬉しいことである。
ふふふ。これで\3,000は元が取れたぜぃと思ってしまった瞬間でした。

平井堅の前あたりからアーティスト間のインターバルが長くなってきたように感じる。
客をじらして、誰なんだよコイツと思わせるよりもとんでもないアーティストを呼んで驚かせようとしている雰囲気がしてきた。
さて今度は誰なのかなぁ。。。

平川地一丁目
兄弟デュオの平川地一丁目でした。ちょこっと調べてみたら、なんとあの斎藤和義氏がプロデュースだったんですねぇ。
デビュー曲の「とうきょう」、村下孝蔵氏のカバー「初恋」、新曲「君の分まで」と披露。
先の平井堅とはまた違った感じではあるが、心に染み入るナンバーであり温かい気持ちとなりました。
また、MCでその人柄も良く出ており、素朴な感じがなんとも言えず好感が持てました。
兄弟デュオとしてデビューしたときには、へぇ〜こんなのが出たんだくらいにしか思っていなかったけど、ライブで聴くといいなぁと思いました。

さて、そろそろ時間もいい頃(すでに20:30を回っている)だし、ぼちぼちラストかなぁと思ったが、インターバルがとても長くここまで待たせてSoweluってことはないだろうなと思いもしかしたらCHEMISTRYも出るんじゃないかと思っていると、ステージには4ピースバンドのようなセットが???
誰なんだ?わからんと思っているとまたしてもスクリーンには「Tommy」も文字が!!

Tommy heavenly6
TommyはTommyでもTommy february6のようなキュートでコケティッシュなイメージとは全然違い、
眼鏡も外し服も黒っぽい感じになって、しかもバリバリのロックである。でもやっぱりちょっとキュートな感じでありますけど。
これが噂の別キャラクターのTommy heavenly6だったのです。
「Roller coaster ride→」、「Wait till I can dream」、「Swear」と熱いステージは最後に映画『下妻物語』の主題歌になる「Hey my friend」で終わる。
これもある意味and more...に含まれるシークレット的な感じがするわけで。
だってTommy february6は出演が決まっていたが、Tommy heavenly6はなかったわけですから。
でも、派生キャラであるTommy heavenly6ではあるけれど、一度は聴いてみたかったし観てみたかったからこれがライブだったので感激なわけで。。。
って結局Tommyってカバーやったんだっけ???と思いつつ、そのままステージを終了。
自分はどちらかと言うと、キュートでロックな感じであるTommy heavenly6のような感じのコが好みだったりするが、ここでは自分の好みをどうこう言っても仕方あるまい。

ってなことをずっと考えているが、なかなか次に進まない。インターバルが長いのだ。
焦れてきた客達は飽きてきてしまっているのが目に見えてわかる。
いつになるんだ???と思っていると、巨大スクリーンが降りてくる。
この時点で「これで終わりなのか(怒)」と思ったのは自分だけではないはずだ。
しかし、そのスクリーンには広島からの映像が流れ・・・

CHEMISTRY
映し出されたのはCHEMISTRYの二人であった。どうやらアリーナ・ツアーの最中であるために明日の公演のため広島から中継となったようだ。
それにしてもカバーの選曲がなんとも言えない。広島出身の堂珍が広島で広島出身のユニコーンの「デーゲーム」を選曲。 このナンバーは隠れた名曲であると自分は思っているので、驚きの選曲でしたが、やっぱり彼らは歌上手いですね。 ユニコーンの「デーゲーム」ではなく、CHEMISTRYの「デーゲーム」になったような感じがしました。
次いで、川畑作詞の「meaning of tears」と堂珍作詞の「いとしい人」と2曲続けて広島からの中継は終了。
にしても、CHEMISTRYがここまできているとは思いも寄らなかった。
デビューしたときもやっぱり歌は上手いと思ったけど、それだけのように感じていたが、実際にはそうではなくなってきている感じがする。 うまく表現することはできないが、アーティストとして一皮剥けたのは当の昔で、さらに大きくなったという感じである。
中継の最後に「広島です」を連呼していたのはいったいなんだったのだろうか???

これで完全に元は取れたし、21:00をすでに回っているしインターバルは短くねと思っていると、今回は比較的短めでした。

Sowelu
待っていました。実は生でSoweluを聴きたいと思ったのがDefstar Recordsを選んだ理由の一つだったり。
2002年のサッカーワールドカップのイメージソングで参加していたと言えばわかる方もいるかもしれません。
個人的にSoweluは半端なく歌が上手いと思っているヴォーカリストですので楽しみなわけなのです。
最後ということで緊張しているとのMCがあるが、それを全く感じさせないステージを披露してくれた。
「Rainbow」で軽快にスタートして、カバーをするMARIAH CAREYの「Hero」を語る。
「Hero」は圧巻でした。ここまで歌いきるとは自分の予想をはるかに超えていました。凄かった。良いもの観れたって感じです。
新曲「No Limit」も聴けたし、ラストナンバーは「across my heart」だったし、最後にふさわしい感じがしましたよ。
中でも「Rainbow」がライブで聴けたことがやっぱり嬉しかったかな。

これにて終了。
18:30に始まったライブはもう少しすると22:00という長丁場でしたが、個々の良いところが強調されるようなステージでありそれほどまでに時間が経過していたとは思いも寄りませんでした。
やっぱSonyって凄いかもって思ってしまったライブイベントでした。

総括


上述のようにライブに関しては言うことナシ。
個人的にはTommy february6、Tommy heavenly6、Soweluがライブで観られたってのが収穫です。
ナチュラル ハイのような驚きもあったし、平井堅、平川地一丁目のように心に染み入る何かをもらうことができた。

でもね、平井堅を携帯のカメラで撮影したり、ステージで演奏しているのにメールをやっている奴らには怒りを覚えました。 それじゃ自分は楽しいかもしれないけど、そういうもんじゃないでしょ・・・ライブって。
会場にいる人たち全てが演者であるって思わないとならないと思う。
そうでなければ、アーティストとしてステージに立っている皆さんに対しても、周りの観客に対しても失礼だ。
まぁ、こうしたお祭りイベントは嫌いではないので、また企画してもらいたいものだ。
avexでは毎年やっているみたいだけど、Sonyの場合には規模が大きすぎるので果たしてどうなるのだろうか?

そうそう、実はお土産付きだったのでした。
Defstar RecordsのTシャツと今回のイベントのロゴが入ったサクマドロップ。
思わず写真に撮ってしまったので、どうぞ↓
ドロップ〜

ってなわけで、完全に元は取れてしまうようなイベントでした。
最初は一人だしと思って行き渋っていたけど、行って良かったなぁと思いました。
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